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心因性の頻尿について
頻尿に限りませんが、「そうなるのでは?」と思い込んでしまうと、思った通りになってしまったということを経験した人は少なくないかと思われます。
例えば、人前で話をしなければならないとき、「顔が赤くなってしまうのでは?」「緊張して汗だくになるのでは?」「話すべきことを忘れてしまうのでは?」などと思い込んでしまい、実際にその通りになってしまったというような経験をしたことがあるのではないでしょうか。
それと同じで、しばらくトイレに行けない状況を控えているとき、「トイレに行きたくなるのでは?」と思い込んでしまうと、事前にトイレに行っておいたにも関わらず、
「我慢しなければ…」と思うほどトイレに行きたくなる場合があります。
そのような場合、「事前にトイレに行ったので大丈夫」と思えば、大抵は事なきを得ます。しかし、心配性の人などは、そのように開き直ることが出来ず、何度も事前にトイレに行ってしまうことになり、頻尿状態になる場合があります。
そして、
もっと神経質になってしまった場合、特に何かを控えていなくても、「スグにトイレに行きたくなるのでは?」と思い込むようになり、頻尿状態を招いてしまう場合もあります。
上記の例のように、何らかの病気が原因ではなく、心理的要因によって頻尿の症状が出ることは少なくありません。
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